科学-宗教間対話のパイオニア故David Bohmのドキュメンタリー映画予告
理論物理学者が仏教など東洋の智慧との関連をガチで語ることは、いまではさほど珍しくありません。が、第二次世界大戦前後では極めて稀であり、自身の学者生命を脅かすことにも繋がりました。それをやってのけたのが、天才理論物理学者のDavid Bohm博士でした。
博士の掲げた理論を21世紀の科学文脈で追ったドキュメンタリー映画「Infinite Potential」は難解ながらとてもよくできた作品でした。そこでは、ノーベル平和賞受賞者であるダライラマ14世法王がBohmとの友情を語り、ノーベル物理学賞受賞者のペンローズ博士がBohm理論の解説と彼との思い出を語ります。他にも多くの重要人物が登場し、その生き急いだように見える天才の、決して順風満帆でなかった智慧の探求者の側面を追います。5分30秒の予告編。